美容師の独立に必要な資金はどれくらい?借入の考え方も紹介

美容師が独立する上で最も必要となる資金。独立に必要な資金、借入額はネットである程度情報が手に入りますので、ここでは資金についての考え方をご紹介していきます。

美容師独立に必要な資金は、ズバリいくら??

これは独立を志す美容師さんが最も知りたい情報だと思いますが、大きく2パターンに分けられます

  • 都内居抜きであれば資金は最低1000万
  • 都内スケルトンであれば資金は最低1500万

こう覚えてもらえればそこまでハズレはないかと思います。

ちなみに上記の必要資金額に関しては、年間の広告費と半年分の運転資金をしっかり確保した上での資金となっております。

要は 失敗しない独立をする上での最低資金額です。

美容師が独立するだけであれば、当然もっと少ない資金でもできることはできますが、
独立はあくまでスタートでしかないので

失敗しない独立を目指している方は最低でも上記の資金を確保しましょう。

美容師の独立に自己資金はいくら必要??

実際に1000万?1500万の資金を貯金で賄える美容師さんは殆どいないと思います。

当然自己資金を基に借入をする事になるかと思いますが、 1000~1500万の資金を借入する為には 自己資金が200~300万ほど必要となります。

借入資金については色々な考え方がありますが、 借入には総資金の2割の自己資金が必要と覚えておいてもらえればいいかと思います。
(2021年1月の時点では)

  • 例 1000万総資金→自己資金200万+借入金800万
  • 例 1500万総資金→自己資金300万+借入金1200万

こんな感じですね。

じゃあ自己資金が600万あったら借入金2400万、総資金3000万を確保することは可能か?

となりますが、

「自己資金がそれくらいあるのなら、 そこから運転資金を捻出してください
そもそも美容室の独立にそんなに資金は必要ないですよね?

と公庫に判断される可能性もあるので、
自己資金が多くあればあるほど借入金額も上限なしで借りれるという訳ではありません。

そのあたりは資金専門の税理士さんに依頼する等、サポートしてもらうのが一番スムーズかと思います。

美容師の独立資金 多く借りるか少なく借りるか?

今回のブログで一番お伝えしたい内容がまさにここなのですが、

『居抜きで1000万は確保できそうだ
あと500万借りれるけど、正直必要はなさそう…』

というシチュエーションになった場合、資金を多く借りるか少なく借りるか?

どちらの選択が正しいのでしょうか??

答えは…

資金は多ければ多い方がいいです

よく経営において ヒト、モノ、カネと言われますが、何が一番大事かというとズバリ カネです。

資金があればどんなに状況が悪くても潰れることはありません。

逆に言うと、

  • どんなに素晴らしい店を作っても
  • どんなに素晴らしいスタッフがいても
  • どんなにお客様が多く来店されても

資金がなくなれば潰れます。

それくらい大切な資金ですが
どのタイミングで借入が可能かというと
出店のタイミングが多く借入するベストなタイミングです。

借入額を少なく独立し、思ったより売り上げが上がらないから運転資金の借入を申し込んでも
多額の資金を貸してくれる金融機関はほとんどありません。

だって返済できるか分からないですからね…

なので創業融資のタイミングで借りれるだけ多く資金を借りる、という事がかなり重要となります。

借金=悪
ではありません。

資金がなければ何もできない

美容師が独立する上でも経営する上でも大切なポイントです

しっかりおさえておきましょう。

資金についてのまとめ

  1. ①美容師の独立に必要な資金は都内で居抜き物件で1000万、スケルトンで1500万は最低必要
  2. ②1000~1500万総資金を確保するには自己資金を200~300万用意し、800~1200万借入をする必要がある
  3. ③出店のタイミングでは借入額は多ければ多い方がいい、資金は借りれるだけMAXで借入をしよう

となります。

理想やビジョンをいくら熱く語っても 資金がなければ実現はできません。

失敗しない独立をする為にも運転資金、広告費をしっかり確保し、 仮に半年赤字が続いても生き残れるよう資金を確保しましょう。

追伸

ちなみに、 自己資金ゼロでも独立する方法はあります。

詳しくは独立セミナーにて。
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