美容師が独立する最適な年齢
美容師として独立するには何歳がいい？
こんにちは
シノです
現在独立を考えている最中の方なら一度は考えた事があるかもしれません。
まだ独立を考えていない方でしたら、この機会に考えるきっかけになればと思います。
実際のところ美容師が独立するのに最適な年齢というのはご本人の信念や生活、自身の背景など様々な要因があり、一概にはこれとは決められないかと思います。
自分では決められないタイミング
では、自分で決めれるタイミングもあれば、自分では決められないタイミングというものもあります。
それは、【現役で現場にいれる年齢】です
こちらをご覧ください
これは美容室に現役で働いている美容師さんの年齢になります。
この図から分かる様に40代以降の雇われている美容師さんが圧倒的に少ない事が分かります。
この年代がそうなるのはなぜか
結論としては、４０代以降の男性美容師の需要が減ってきてしまう為なのです。
私が今まで見てきたサロンでも４０代以降の新規再来の指名率も下がる傾向にありました。
面白いアンケートもありました。
女性のお客様がメインの業界ですので
【女性のお客様が理想とする担当者の年代】
です。
・２０代ー「年上のスタイリスト」
・３０代ー「少し年上か同年代」
・４０代ー「少し年上の需要もなくはないですが、年下のスタイリストを好む」
傾向がありました。
この事からも４０代以降でずっと雇われている事は難しい業界のようです
最適な年齢とは？『年齢』だけではない問題
では、現場を退くなら独立の道しかないのか？
それにも年齢を重ねてからだと問題も多くなります。
一人で独立するのか、今のお店から誰かついきてくれるのか、独立してから求人が集まるのか、後継者は育つのか、、、
これらは独立後もいつまでもついてまわる問題です。
そもそも自分が倒れてしまい、その時後継者がいなかったら、、
美容師の働き方は毎日がハードです。
自分で働き続けるのにも体力がいります。
そのためいつかは 「人に働いてもらう」構造を作る必要があります。
独立する年齢が遅くなればなるほど、準備は万端なような気もしますが、先にあげた問題のリスクも高くなります。
最適な年齢、適正なタイミングとは？
これらのリスクを回避する為にも
独立の準備はなるべく早い段階から考えたほうが良いと考えます。
準備が早い最大のメリットは失敗してもやり直しがきくということです。
よくある話ですが、初めての打席でホームランやヒットが必ず打てるわけではありません。
一流選手でも３割、４割です。
今SNSなどで話題の経営者さん達も成功した事業が目立っていますが、失敗も数多くしている方ばかりです。
秋元康さんも書く曲すべて売れるわけじゃないようです。たくさん書いたうちの何曲かが売れているそうです。
一流でもそうなんですから、「経営者一年生」が
初めからすべてうまくいくのは難しいのです。
美容業界はライバルも多く、うまくいってる時があっても必ず長期繁栄するとは限りません。
ですので、日々技術を磨き、接客を磨くと同時に独立する為の勉強も、何歳からというのはなく、できるだけ早いに越したことはないのです。
なので準備を始めるのに適正なタイミングというのは、
『なるべく早く』
がベストと言えます。
一つの解決案
早めに勉強とは言っても何から始めたらいいか分からない方はこちらがオススメです。
独立後の世界とプレーヤーでいた世界は、必要なスキルも世界の広さも変わります。
よく言われるのは 「登る山が違う」です。
今登ってきた先に次の山の頂上はなく、一度下りてまた更に高い山に登るイメージです。
そこでは更にいろいろな登り方を試している人が本当にたくさんいます。
まずは違う世界の全体像を知ってから、自分なりのルート、登り方を決めるとスムーズになると思いますよ！
