美容師 独立 融資を通す為の事業計画書の作り方

どうも、あいのあです。今回は美容師独立の融資を通す為の事業計画書についてまとめました。

事業計画書に関してはある程度決まった書類の雛形はありますが、それだけを提出すればいいという訳ではありません。

あなたが独立して成功するという根拠がより伝わるのであれば、提出書類はいくつあっても構わないのです。

では具体的にどういった書類の提出が必要なのか?

このあたりをメインでまとめましたので、ぜひご参考になさってください💡

創業計画書

まず必ず必要になるのが創業計画書です。

日本政策金融公庫の雛形はこちらになります。

日本政策金融公庫ではなく、信用金庫で融資を申し込む場合でもこの雛形は活用できます。

書き方についてはこの記事が分かりやすかったのでリンクを貼っておきます。

このリンク記事を見ればある程度書き方は分かるかと思いますが、融資を通す為の最大のポイントを付け加えるとすると

創業2ヶ月目あたりには利益がある程度出ており、一年後には確実に利益が出て軌道に乗っているという事が分かるような数字の設定にする事です。

実際の独立では半年間赤字が続く事も考えられますが、そんな弱気な数字設定にしてはいけません。

それはそれ、これはこれ

あくまで融資用の事業計画なので、金融機関を安心させる為の数字設定でなければ意味がありません。

馬鹿正直にリアルな数字を入れるのではなく、 あくまで融資を通す為の事業計画として脳みそを使い分け、事業計画の作成をする事がポイントです。

ただ気をつけなければいけないのは、金融機関の方は数字のプロなので、あまりにも実現不可能な数字を設定してしまうと

「この人ほんとに大丈夫か、、?」

と思われてしまうのでやり過ぎは注意です。

まずは一旦自分で創業計画書と向き合ってみてください。

美容師の非常に苦手な分野かと思いますが 笑

向き合って数字を実際に計算していく過程で、面白さも出てきますよ💡

キャッシュフロー計画書

創業計画書はざっくりとまとめた計画書になりますが、それだけでは大まかな計画と思われてしまうので

理想としては、オープン月から一年分の実際の売り上げの推移、キャッシュフローの流れをまとめたキャッシュフロー計画書があるとなおいいです。

・〇〇月は売り上げがいくらで、経費がいくらだからこれくらいお金が残る
・次の月は残ったお金がいくらで、売り上げがいくら、その月の経費はいくらだからお金がこれくらい残る

とこのような売り上げと実際のお金の推移をまとめた計画書がキャッシュフロー計画書です。

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ちょっとそこまで自分ではできないよ…

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そうだね💡ただでさえエクセルをうまく使って計画書を作るのに慣れてない美容師さんからするとかなりの時間と労力のロスだと思うから、このあたりは税理士さんやサポート機関にお願いするのも一つの手段だね!

はい、その通りです!全部自分でやらなければいけない訳ではありません。

大切な事は、創業計画書とキャッシュフロー計画書の数字の整合性が取れており、 その内容をきちんと人に説明できるよう理解する事です。

それさえ出来ればプロに業務を委託するのは賢い選択と言えます。

苦手な分野はガンガン人に頼りましょう 笑

そのかわりポイントは抑えましょう。

個人売り上げ

創業計画書とキャッシュフロー計画書があればあなたの事業計画は伝わります。

ただあなたが実際に売り上げを上げられる美容師なのかどうか、また持ち客がどれだけ来てくれるのかどうかはこれだけでは伝わりません。

そこをしっかり伝える為にも追加書類としてあなたの過去一年分の売り上げ実績をまとめ、書類提出しましょう。

実際に高い数字を上げていたのであればその数字ベースで構いませんが、大切な事は創業計画書、キャッシュフロー計画書とあなたの個人売り上げの整合性が取れている事です。

創業計画書で高い数字設定をしたにもかかわらず、個人売上がそこまで上がっていないのであればそこの整合性を疑われます。

あくまで確実に融資を通す為と割り切り、創業計画書、キャッシュフロー計画書に紐づいた個人売り上げを作り込み、提出しましょう。

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創業計画書に初月から高い売上設定にしてるのは
「元々の顧客が多いからです!」
て説明したいのに、過去の売り上げが実際のそこまで高くない数字で提出したら整合性が取れないって事??

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そうそう💡全部の提出書類の整合性が取れている事がポイントだよ!

コンセプト

創業計画書とキャッシュフロー計画書であなたの事業計画がうまくいくことは伝えられました。

美容師としての過去の実績をまとめる事で、あなたが独立してもお客様に支持される根拠と、持ち客を連れてこれる根拠を伝えられました。

これだけでも悪くはないですが、確実に融資を通す為にはもう一つ追加書類が必要です。

それは あなたが出店するお店の「コンセプト」を伝える為の追加書類です。

「信号機よりも多く美容室がある時代に、あなたが美容室を出店してうまくいく根拠はなんですか?」

金融機関が抱くであろうこの問いに対して、オーナー美容師であるあなたの技術、センスだけで片付けてはいけません。

もちろん独立初期に軌道に乗せる為には、オーナー美容師の技術、センスという要素は必要なのですが、

長期的に繁栄させるためには必ず他店とは違うあなたのお店独自の「コンセプト」が必要です。

創業計画書でも軽く記載する欄はありますが、より明確に伝えるためには別紙でまとめた方が尚効果的です。

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まとめる書類が多すぎるから、口頭で説明すればいいかな?

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口頭での説明だけだと、もし金融機関の担当者がポンコツ(言い方キツめ)だった場合、実際に決済をする上司にうまく伝えてくれないリスクがあるんだよ💡
だから仮に担当者がポンコツでも、しっかり情報を通してくれるよう資料にして提出した方がやっぱりいいよね!

まとめ

融資を通さなければ独立というスタートラインにも立てないので、まずはしっかり事業計画を作り込む必要があります。

分からないなりに自分で事業計画を作り込む事で、数字と向き合ういい機会になり圧倒的に成長できるので、苦手な気持ちはわかりますが(笑)時間を作り、数字と向き合いましょう。

だからといって全て自分で事業計画作成をしなければいけない訳ではなく、外部に委託してしまうのも全然ありです。

なぜなら外部委託する事で、独立前のあなたの貴重な時間と労力が圧倒的削減できるからです。

また、事業計画を自分で作成してなかったとしても計画の内容を理解する過程で、自分で計画を立てた場合と同じように学べ、成長できます。

あいのあ個人的には、

「独立するならこれくらい自分で出来る様にならなきゃ!」

という意志はあった方がいいと思いますが、それと同時に

「いや、自分の時間と労力をそこに全部費やすのは非効率だ。
ある程度の方向性を外部に伝えてたたき台の作成をしてもらい、出来上がった計画の添削、補足を自分がやろう」

くらいの「冷静と情熱の間」的なバランス感覚で融資に取り組むのがいいとは思います。

あくまで独立はスタートですからね💡!

どのような手段で事業計画作成に取り組むかはあなた次第です、頑張ってください☺︎!

少しでも参考になれば嬉しいです😊

ちなみにサルドクでも融資サポートは行なっておりますので、興味がある方は こらちにご連絡お願い致します🤲

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