フリーランス、業務委託美容師とインボイス制度について

どうも、あいのあです。なにかと話題のインボイス制度。

インボイス制度の説明については色々な方が発信されているのでそちらを参考にしてもらえればと思います。

→分かりやすかった記事のリンク

今回はインボイス制度含めた今後の日本において、美容師さんがフリーランス、業務委託美容師さんがどう生きていくべきか?

という内容を「個人の意見として」まとめましたので、ぜひご参考になさってください。

インボイス制度とは?

とてもとてもざっくりとした説明をすると

個人事業主であるフリーランス、業務委託美容師さんのお給料が10%下がるかもしれない制度です。
(すいません笑)

なぜそのような制度になるのか?

じゃあ何でそんな制度が出てきたの?

という事ですが、いろいろな意図はあると思いますが

本質的には日本という国が少子高齢化、人口減少、または10年に一度起こる有事(3.11やコロナ禍)の際の給付金等で、回らなくなってきているからなんだと思います
(すいません笑)

ではなぜインボイス制度による打撃が美容師さんはでかいのか?

フリーランス、業務委託美容師さんに限らず、今まで免税されていた全ての業種の方のお給料が10%下がる可能性があるのがインボイス制度です。

該当される方はみんな厳しくなるのですが、ではなぜ美容師さんの打撃がでかいのでしょうか?

生産性が低い業種

美容師という職業は人的サービス業です

お客様と対面で接客しサービスを提供し、その分の対価を頂くわけですが、

とてもやりがいのある素晴らしい職業だと思います。

ただその人的サービス業ゆえに生産性の低い業種です。

逆にAmazonやZOZOなどのECサイトは生産性の高い業種ですね。

システムと物流が整えば24時間売り上げに繋がります。

なので今回のインボイス制度に限らず、今後日本で生活していく上で生産性の低い業種である美容師さんは今まで以上に厳しくなると予想されます。

その中でも今回のインボイス制度は特に個人事業主であるフリーランス、業務委託美容師さんの受ける影響がでかい訳ですね。

では今後どうしていくべきなのか?

ではフリーランス、業務委託美容師さんは今後どうしていけばいいのでしょうか?

という事ですが、ここで考えるべきなのが

「そもそもずっと現場で美容師さんをやっていくつもりだったの?」

という点です。

たしかに今まで個人事業主であるフリーランス、業務委託美容師になる事の様々なメリットはありました。

・節税ができる
・人間関係を気にしなくていい
・年収を上げやすいetc

現場でバリバリやれる美容師さんにとってはとても魅力的な働き方ですよね!

それが今回のインボイス制度をきっかけに先のことを考える機会になったのかと思いますが、

そもそも論、

「50〜70歳になった時にどうするつもりだったのでしょうか?」

20代に様々な経験をし、30代は多くの美容師さんにとってピークと言えるでしょう。

「そんなことはない、私はこれからどんどん技術を高めるから50〜70歳にピークだ!」

という方もいるかもしれませんが、その気持ちは分かります。

分かりますが、若いお客様はおそらく若い美容師さんにやってほしいのではないでしょうか?

技術は上がったとしても、体力は衰え、若い子との会話は弾まず、感性もズレてくる。

これは紛れもない事実です。

なので、インボイス制度ももちろん重要ですが、そもそも先のビジョンをまずは考えることが大切ではないでしょうか??

選択肢

とはいえ「生涯現役」が無理なわけではありません。

むしろ「生涯現役を貫く」と決めている美容師さんは最強です笑 

しっかり健康な身体を維持し、ご自身の価値を高めて顧客様と一緒に年を重ねていきましょう。

問題なのは「いずれハサミを置きたい…」と考えているけど、どうしたらいいか分からず現状のまま個人事業主としてフリーランス、業務委託美容師を続けている美容師さんです。

もちろんそれがいけない訳ではないですが、そのままの環境にいては状況は変わりません。

生産性の低い美容業界でいずれハサミを置くには

・繁栄している組織に所属する
・リスクを取って独立をする

この二つの選択肢以外はあり得ません。

動くなら早い方がいい

どちらの選択をするにしても、動くなら早い方がいいのは事実です。

なぜかと言うと、多くのキャリアを積んでいる熟練美容師さんよりも、若いスタッフと関係性を作りやすい中堅美容師さんのほうが組織にとっては重宝されるからです。

それはリスクを取って独立をする選択も同じで、年を重ねれば重ねるほど雇用する若いスタッフと関係性は作りづらくなってしまいます。

そう考えると若いうちから独立をした方が絶対的に有利なんです。

まずは将来どうなりたいかを考え、逆算しよう

インボイス制度の対策を考えることももろちん大切ですが、インボイス制度だけに囚われず、将来の方向性を考え逆算してやる事を明確にすることが何より大切です。

生涯現役を貫くのであれば、働く場所、単価、1日の回転数をしっかり設定し、ご自身の年収をある程度見える化し、資産運用していく等の方向性の整理が必要です。

いずれハサミを置きたいのであれば、その目標時期を設定し、その為にやらなければいけない事を明確にし日々取り組む必要がありますね💡

まとめ

今回はフリーランス、業務委託美容師さんが関係してくるインボイス制度、それに関連した今後の働き方についてまとめました。

インボイス制度に限らず、今後日本という国で美容師を続ける事はどんどん厳しい状況になっていくと思います。

とはいえ美容師という職種は不況に強い仕事なので、しっかり自分のビジョンを考え逆算し早いうちから取り組むことで対応は十分できるはず!

ただここで問題なのが、多くの美容師さんは周りの美容師さんの働き方や、情報に影響されて
、本当に充実した人生を送る為に必要な美容師として年収を着実に上げていく(利益の出し方)を知らないという点です。

ここが分からなければ充実した人生は送れませんからね、、

・現役美容師として年収を上げていきたい
・いずれハサミを置く為にも、しっかり利益の出る状態で独立したい
・キャリアを活かして伸びていく組織に所属していきたい

このあたりを詳しく知りたい方は美容師独立講習Class1へお越しください。

あなたの美容師としての最適なビジョンを創造するお手伝いをさせて頂きます😊

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