美容師の定年 40代の説はほんとですか?

こんにちは!

ライター  アヤカです。

美容師の皆さん!

年齢関係なく美容師の皆さん!

「美容師は40代が定年」

という説をご存知でしょうか?

実際、サロンで40代以上の美容師に会うことは少なくないですか?

「何歳まで続けられるか」

は、その仕事に専念するのかを決める上で、
どんな職業でも重要なことですよね。

「ずっと美容師でいたい」

という人にとって、

特に40代定年説は気になるものではないでしょうか。。

今回の記事では、

⚫︎美容師の定年は本当に40代なのか
⚫︎40代以上でも続けるためにはどんな選択肢があるのか
⚫︎男女別ではどうなっているのか
⚫︎40代以上の美容師さんの離職率は?

などの点をまとめてみます。

40代の美容師が就く役職&仕事内容は?

40代の美容師は、
大部分が
マネージャーオーナーになっています。

前者は、店舗や企業で管理職として勤務するもの

後者は、自分で開業するもの

です。

マネージャーは大別して2通りで、
プレイングマネージャー
と、
専任マネージャー

に分かれます。

【プレイングマネージャー】
「自らカットし、管理業務もする」という立場です

【専任マネージャー】
「カットはせず、管理業務だけをする」という立場です

両者のどちらが上ということは全くありません。

プレイングマネージャー

は、
技術を高く評価されてそのスタイルになっていることもあるからです。
特にカリスマ美容師のようなポジションで、
多くの固定ファンがついているのであれば、
お店としてもプレイングマネージャーとして待遇したいでしょう。

専任マネージャー

についても、
カットの技術はカリスマ美容師のように高い人は多くいます。
それでもマネジメントに専念する理由は、
カットに関して後輩に仕事を譲り成長させる、
純粋にマネジメント能力が高いなどが挙げられるでしょう。

どちらにしても、

40代の美容師でサロン勤務の場合は、
このようにマネージャー職になることが大部分です。

ディレクターなど呼び名が変わることはありますが、どんな呼び名でも「管理職」ということです。
一方「自分で開業する」という美容師も多くいます。

独立・開業をしている場合は?

美容師の独立開業の平均年齢は「29歳前後」

とされており、

40代だと「すでに独立して10年以上経っている」

という人も多くいます。

もちろん、

29歳というのはあくまで平均年齢なので、

40代でも「独立してまだ数年」という人はいます。

先にお話したマネージャーでなければ

「自分で開業している」

というパターンが多くなります。

逆に

役職がない40代の美容師はいるのか?

ということも気になりますよね。。

これは少なめですが、

・・・います。

主に1,000円台でカットできるような格安美容院には、
40代以上で普通のスタイリストという人が一定数います!

中高年が多く利用するショッピングセンターに入っている格安美容室などは、

40代どころか50代の美容師も多く勤務しています。

こうした店舗は
若い新卒の美容師などはあまり入りたがらないのと

お客様もあまり年若い美容師より

自分と年齢が近い美容師の方が安心する部分もあるからです。

特に白髪が多かったり・薄毛になっていたりすると、

若い美容師に見られるのは恥ずかしいなどの理由もあるようです!

同じように
髪が薄くなり始めている美容師の方が

緊張しなくていいというお客様も一定数いるのですね。

このような店舗であれば、

40代や50代の美容師でも

管理職でなくスタイリストとして現場に立つことは可能です。

ただ、給料などの待遇面はあまり期待できないでしょう。

40代で美容師を辞める割合・離職率は?

40代で美容師を辞める割合は厚生労働省の

「美容業」

の統計でわかります。

各美容室の「スタッフの平均年齢」の統計です。

データは年度によって多少変わりますが、

美容業界は歴史が長いため、

平均年齢のデータが5年程度で大きく変わるということはありません。

そのため、今回はある年度のデータを目安としてまとめます。

まず、

男性スタッフの平均年齢が50歳以上という美容室は、 約8%です。
女性スタッフの平均年齢が50歳以上の美容室は、 約7%となっています。

つまり

9293%の美容室は、スタッフの平均年齢が40代以下」

ということです。

これを見ても「40代が定年」という説は、

統計的にもかなり正しいと言えます。。。

「50歳以上」

という条件で比較すると、

上のように男女とも割合が変わりません。

しかし

「30歳未満」

という条件だと、かなりの違いがあります

要するにスタッフの平均年齢が30歳の美容室が、何%あるかという比較ですね。

男性の方は約68%あります。

一方、女性の方は約46%です。

これは

「女性の方が若いうちに辞めてしまう」

ということではありません。

その逆で

「男性の方が若いうちに辞めてしまう」

ということです。

30歳未満で辞めてしまうから、

30代・40代・50代の男性美容師が少なくなるわけです。

一方、女性はあまり辞めないので、

30代以上の割合が高くなり、

反比例して30歳未満が少なくなるのです。

なぜ男性の方が若いうちに辞めてしまうのかですが、
この理由は

「美容師の収入では結婚が難しい」

と感じる人が多いからです。

実際には結婚している男性美容師は多くいますし、
結婚する2人の関係次第なのですが、

それでも

「もっと収入がないと結婚できない」

と感じる男性美容師も多いのでしょうね。

また、

結婚しないにしても
歳を取るほど健康管理などさまざまな面でお金が必要になるため、

「自分個人の将来のために、収入が多い職業に転職したい」

と考えるケースもあります。

これも美容師に限らず
平均年収より収入が少ない職業であれば
考えたことがある人が多いのではないでしょうか?

40代以降も美容師の仕事を続けるケースは?

40代以降も美容師を続けるケースは、

マネージャー職・格安美容室以外では
「福祉美容」
の分野があります。

老人ホームなどの介護施設に出張して
お年寄りの髪をカットする仕事です。

NPOに所属して報酬をもらいながらやることもありますが、大部分はボランティアです。

「美容師として生計を立てる」レベルではないので、人によっては「美容師を辞めている」と捉えることもあるかもしれません。

福祉美容の分野では、美容師は20代や30代より、むしろ40代の方が歓迎されたりしますよね。

さて話を戻して

40代以降も美容師を続けるには

40代以降も美容師を続けるには

会社の中でマネージャーになる

自分で開業・独立をする

格安美容室で働くか

もしくはパートや福祉美容の分野などで

副業程度に働くなどの形になります。

年齢は問わず

皆さんはどうしていきたいですか?

一般的なサラリーマンと比較すると、

40代以降のキャリアプランが難しい仕事ではありますが、
美容師という職業自体はこれまでずっと安定して需要はありましたし、

人工知能の時代になっても、
仕事が奪われること今のところないですよね!

絶対的に素敵な仕事だと自負しております笑

1人1人のライフプランに合わせて
早い段階から人生設計と同時に美容人生の設計をたてることをおすすめします!

私自身はこれについて

しっかり考え始めたのは
子供を授かる頃で29際の時だったと思います。

遅かったかもしれません!

なので今全力で追い返しているところです笑

まとめ

今回の記事の中ででた働き方の中で

最も早めから動くべき選択は

独立・開業する

を選ぶ方です。

選ぶ予定の方も含めて

40代以降も美容師の仕事を続けたいと考えている人は、

成功している有力な

マネージャー・オーナーなど

そういった人々から直接キャリアプランを学ぶのが有効ですよね、

自分で調べて勉強して

それもひとつですが

遠回りのように感じます。

1人でも多くの美容師さんが

将来、道に迷わないように

私たちができることをご協力したいと思い

美容師独立講習Class1

を行っています。

もちろんボランティアではありません、、

でも

一人一人の考え方に寄り添いながら

独立プランを考えたり

分からないことは丁寧にお答えします。

若いから、女性だから、ママだから、
逆に年齢が上だから、、、

気にせず
小さな疑問にも真摯にお答えできるよう
アドバイザーは1人ではなく対応させて頂いておりますので
安心してお問い合わせくださいね(^^)

ライター アヤカでした。

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