〇〇できなければ独立したあなたも美容業界の負のループに!?美容室の店舗過剰の加速原因もこれが理由。

美容師として独立する事自体はそこまで難しくはありません本当に難しいのは長期繁栄する事です。

では美容師として独立して長期繁栄する為にはどうしたらいいのでしょうか?

ここを独立前に把握しておかなければ必ず壁にぶつかります。

ぜひご参考になさってください。

一般的な独立後の流れ

集客

まずは一刻も早く損益分岐越え(黒字化)する為に集客します。

元々の既存客だけで損益越え(黒字化)できれば理想ですが、新しくお店を独立出店する際は3〜4割の既存客が来てくれたらいい、というデータが取れています。

不足分の売り上げを補う為に新規集客する必要があります。

売り上げ増

集客する為には広告費の投資が必要です。

人口が5万人以上いて、なおかつあなたのお店の売りが明確に発信できれば一人のご新規様の広告費が¥5000〜¥8000で集客できるはずです。
(もちろんやり方次第でもっと費用対効果は下げれます)

元々の既存客、集客したご新規様、そこに再来のお客様が乗ってくる事で売り上げが上がります。

断り

順調に売り上げが伸び損益越えし(黒字化)、その後も売り上げが伸びていけばやがて人手(予約枠)が足りなくなりお断り(機会損失)のお客様が増えていきます。

求人

オープニングメンバーでのMAX売り上げをキープし、なおかつお断り(機会損失)が出てくるタイミングでスタッフ数を増やす為に求人広告費の投資をします(本当はもっと早い段階で求人をかけるべき)

増員

今は求人難の時代なので一人スタッフを雇用するのに求人広告費が約100万かかるとも言われています。

最初は知り合いで、よさそうな人材がいたら声をかける等の求人活動が理想です。

求人活動をしスタッフが増員できれば、お店の売り上げはMAXでなおかつお断りのお客様が出ている状態なので

予約枠が一つ解放できればすぐに売り上げ、一人当たりの生産性が上がります。

教育

スタッフを増員できたら教育です。

独立初期は新卒スタッフを育てていく余力はないので、中途スタッフメインで教育していく形になります。

その際全て一からやり直すのではなく、中途スタッフの足りないスキルを足していくような教育が理想的です。

売り上げ増

売り上げが上がり断りが出たタイミングでスタッフを増員し予約枠を増やす。

その上でスタッフに教育をし戦力アップし更に売り上げを上げていく

ここまでは理想の流れです。

環境整備

独立初期は少ない休みでしたが売り上げも上がりスタッフ数も増えたこのタイミングで、
スタッフに還元するという意味も含め、休みを増やす、社会保険に加入する等の環境整備に取り組みます。

環境も整えいざここから!というタイミングで…

人気美容師退社

『〇〇さん、お話があるのですが…』

そう、 手塩にかけて育ててきたスタッフからの退社通告です。

致し方ない事ですが、集客にかけた広告費、求人にかけた求人広告費、これらの投資が全て無駄となります。

売り上げ減

スタッフ(予約枠)が減れば当然売り上げは下がります。

ましてや人気美容師の退社となれば売り上げの損失は計り知れません。。

集客

人気美容師退社による失客分を補う為にまた広告費を投資し集客していきます。

売り上げ増

また売り上げが上がってきました。

増員

順調に売り上げが伸びてきたのでまた求人広告費をかけスタッフを増員します!

繰り返し(いずれ衰退)

『〇〇さん、お話があるのですが』

そう、また 手塩にかけて育てた人気美容師スタッフの退社です。

この流れをずっと繰り返してきたのが今までの美容室(美容業界)なのです。

このようにしていずれ衰退の道をたどります。

じゃあ退社した人気美容師は?

同じ事の繰り返し(負のループ)

じゃあ手塩にかけて育てた人気美容師元スタッフは独立してどんな道を辿るのでしょうか?

皆さんお分かりかと思いますが、同じ事の繰り返しです。

これが 美容業界の負のループです。

その結果が店舗過剰

美容業界の負のループから抜け出せずに分裂を繰り返してきた結果、美容室の店舗過剰となっています。

じゃあ長期繁栄する為にはどうしたらいいの?

美容師として独立し、負のループに陥らず長期繁栄の道を辿るにはどうしたらいいのか?

その答えはただ一つ

『長期雇用』です

長期雇用する為にはどうしたらいいの?

『なんだ、答えは簡単じゃん』

と思った方も中にはいるかと思いますが、多くの先人達がこの『長期雇用』の壁を乗り越えられず衰退の道を辿ってきました。

ではなぜ美容業界における『長期雇用』は難しいのでしょうか?

それには大きく二つの理由があります。

長期雇用が難しい原因①生産性の低さ

美容業界における長期雇用を難しくしている原因の一つは 美容業界の生産性(売り上げ)の低さです。

人的サービス業ゆえの生産性の低さが、美容室の利益を圧迫しています。

利益が少なければ組織として雇用しているスタッフのポジション増やす事もできません。

『このままこのお店で働いて、この先僕(私)はどうなるんだろうか…』

組織として雇用しているスタッフのポジションが増やせず、ずっと現場でのみ働く事になるのであれば自分で独立した方がいいという考えに至るのは当然です。

生産性の低さゆえに利益が出ない

利益が出ないからスタッフの未来を創造できない

これが美容業界における長期雇用を妨げる一つ目の原因です

長期雇用が難しい原因②品質の統一しづらさ

そしてもう一つの原因は、人的サービス業ゆえに私たち 美容師の品質が統一できないことです。

技術レベルの統一が難しい為、結果の出るスタッフ、結果の出ないスタッフの差が激しくコントロールできません。

結果の差が著しいとは言え、正社員として雇用している以上保証給を全スタッフにあげなければいけないので、売れっ子美容師の売り上げから配分される形になります。

努力して人気美容師になったスタッフが、(そのスタッフから見て)たいして努力もしてない売れない美容師さんとそこまでお給料、休み等が変わらないのであれば当然不満が溜まります。

『だったら業務委託でやるか、自分で独立したほうがいいや』

となるのも当然の流れです。

この差を無くす為、先人達はみな『教育』にリソースを割いてきましたが教育が間に合わない為、人気美容師が退社していくという負のループに誰もが陥りました。

このように品質の統一のしづらさが美容業界で長期雇用を難しくする二つ目の原因です。

長期雇用を実現する為には圧倒的な利益が必要

『長期繁栄する為には長期雇用が必要なのは分かった』

『そして美容業界における長期雇用が難しい原因も分かった』

分かった上でどうするか?

それは、 その原因に対して経営力を駆使して対策を立てチームで結果を出し利益を出す

出した利益でスタッフの未来を創造し、辞める必要のない店づくりをしていく

結局はこのように地道に組織を拡大していく他長期繁栄の道はありません。

『利益を追い求めるのは邪道?』

『美容師として理想の働き方をしたいから独立した?』

いや、利益があるからスタッフの未来を創造できるんですよ!

利益が出なきゃ美容師として理想の働き方もクソもないですよ!

利益が出せなければ経営者失格です
(あくまで資本主義社会において)

独立前に把握しておく

ほとんどの美容師さんが知らないこの事実を
独立前から把握しておき、後々困らないように独立設計することをお勧めします!

でなければあなたの独立は長期繁栄できません!

独立はあくまでスタートです。

独立して何を勝ち取りたいか??

ここを明確にした上で独立へと舵を切りましょう。

まとめ

美容師として独立する事自体はそこまで難しくはありません

本当に難しいのは長期繁栄する事。

そして長期繁栄する為には

長期雇用が必須です。

そして長期雇用には圧倒的に利益が必要。

長期繁栄する為に長期雇用できるように

長期雇用する為に圧倒的利益が出せるように

まずはここから逆算して独立に舵を切る事が大切です。

美容業界の負のループに陥らず、長期繁栄できるようしっかり準備して独立しましょう。

その他

  • 失敗しない為の立地選びとは?
  • 倒産しない為の利益の方程式ってなに?
  • 独立目的別の物件選び方法
  • 本当は怖い、内装業者の選び方と裏話

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