美容師1人独立のメリットとデメリット

どうも、あいのあです。今回は美容師の1人独立のメリットとデメリットについてまとめました!

ぜひご参考になさってください💡

美容師 1人独立のメリット

自分の売り上げがあれば生活できる

美容師1人独立のメリットはなんといっても 自分以外の人件費がない事です。

自分以外の人件費がないので、独立する際の損益分岐設定さえきちんとしていれば、あとは 自分の美容師としての能力、売上があれば生活できます。

逆に スタッフ雇用の独立はスタッフがいてくれるからこそ店舗展開できるチャンスに繋がりますが、 雇用しているスタッフが売り上げを上げても上げなくてもお給料を払わなければいけません。

多くの美容室経営者が頭を悩ますポイントはここなので、1人独立は展開するチャンスはありませんが ずっと1人でやっていく」覚悟と 「美容師としての能力」があればお店の運営はさほど難しくはありません。

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最初はスタッフが何人かいたけど、色々あってスタッフが辞めちゃって最終的に1人になったパターンも同じことが言えるかな?

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その場合は始めはスタッフを雇用する前提の立地とお店の規模感で出店したはずなので損益分岐が高めだと思うんだよね、、
なので最終的に1人になった場合は「移転縮小」がいいと思うよ💡 

マネジメントしなくていい

スタッフを雇用する独立の場合、 チーム全体の生産性を高めることがお店の繁栄に繋がりますので、 チームマネジメントが必要です。

このマネジメントが上手くできるかどうかがお店の繁栄に直結するのですが、このマネジメントが一筋縄ではいかず、、

出来る人はできるけど、 出来ない人にとっては美容室を経営する上で最大の「苦痛の種」になります。。

よって、 このマネジメント業務が一切必要ないことは、マネジメントが苦手な方にとってはかなりのメリットと言えます。

メンタルを安定させ、美容師としてのパフォーマンスに集中する事ができるメリットがありますね💡

人間関係のストレスがない

どんな美容室でも人が2人以上集まれば人間関係の問題は多かれ少なかれ起こりますが、

1人で運営しているので人間関係の問題が起こらない事も1人美容室のメリットです。

「お客様への対応は苦痛じゃないけど、スタッフとの絡みが苦手なんだよね、、」

という美容師さんにとってはメリットと言えますね💡

美容師1人独立のデメリット

健康リスク

はい、なんと言っても1人美容室最大のデメリットはこの 「健康リスク」です。

万が一自分の身体に何かあればそこで収入は途絶えます、、

日頃から出来うる限りの健康管理は必須ですが、その他にもあらかじめ視野に入れるべき項目はいくつかあるので、より詳しく知りたい方はこちらの関連記事をご覧ください

収入と時間確保の上限

スタッフを雇用して店舗展開する独立の場合、リスクや様々な能力が求められるなど、ハードルは確かに高いのですが、

その分ある一定の規模感に達すると収入と時間確保のリターンはかなりでかいのと、
規模が拡大すればするほど収入と時間確保は上限なく広がっていきます。

逆に1人美容室の独立だと、単価によって多少の差はあれど一日に売り上げられる売り上げはある程度決まってくるので、

「月の売り上げ-損益分岐→収入」

と収入の上限はほぼ最初から 「決まっています」

また、売り上げを上げるには自分の労働時間を切り売りする必要があるので、 時間の確保は思っているよりも簡単ではありません。。

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一人美容室を開業すれば時間はつくりやすい、聞いたけど、、
実際は違うのかな??

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「仕事の空き時間を自分の時間に使える」という意味では時間の融通はきくとおもうよ!
ただその「空き時間が増える」イコール「収入が減る」を意味するよね、、

はい、そうなんです、、

時間をつくれば収入が減る、という一見ごく普通の構図のようですが、スタッフ雇用の独立の場合で展開してある程度の規模になれば 「収入を上げながらも自分の時間を増やせる」という働き方を勝ち取れるので、ここの違いはかなりの差ですね。。

フィードバックがない

1人美容室は自分の思ったようにやれる分確かにストレスは少ないのですが、逆にいうと 誰からも何も言われないので自分の感覚のみでやっていがなければなりません。

スタッフを雇用するとそうもいかず、、様々考えを持つスタッフが集まるのでサロン内では日々色々な問題が起こり、 時にはオーナーである自分に対して攻撃してくる事もしばしば、、

これって捉えようによってはない方がいいと捉える事もできますが、逆にこれら スタッフからのフィードバックをもらえるからこそ自分もお店も成長していける、という捉え方もできます。

日々自分に適度な負荷をかけることで 圧倒的な成長に繋がるので、その負荷がないことはデメリットとも言えるでしょう💡

寂しい、、

はい、寂しくなります。。笑

人って完全に一人で生きてはいけないんですよね、、なんかしらのコミュニティに所属して生きていけるものなので、、

最初は1人が気楽でいいかもしれませんが、 それがずっと続くと途中で嫌になってしまう方もいます。

そのあたりも踏まえた上で 「やり抜く覚悟」がもてるかどうか?

ここは独立前にしっかり考えましょう💡

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寂しくなったら途中でスタッフを雇用する、というやり方もあり??

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もちろん無しではないけど、、そもそもスタッフを雇用する理由が 「寂しいから」だけだとしたら長続きはしないと思うよ。。

あと自分が1人美容室で年を重ねた後から若いスタッフを雇用するのは思っている以上に会話が合わなくて難しい、、

なのでスタッフ雇用するなら最初からスタッフ雇用するつもりの独立をしなければいけないんだよね💡 

まとめ

今回は美容師1人独立のメリットとデメリットをまとめさせて頂きました。

1人美容室についてまとめると

・ローリスクローリターン
・「健康リスク」はずっとある
・美容師能力があれば運営は出来る
・成長し続けるのは難しい

逆にスタッフ雇用の独立をまとめると

・ハイリスクハイリターン
・規模が拡大すれば「健康リスク」は回避できる
・美容師能力ではない「経営能力」「マネジメント能力」が求められる
・組織で運営していくので、内部からも様々なフィードバックをもらえる

と、このようにまとめられます。

周りの美容師さんに無理に影響されず、自分に合った独立をすればいいと思いますが、

もし自分自身に自信があり、多少リスクを背負っても将来的にさまざまな選択肢を得られるようにしたいと思うようであれば スタッフを雇用する独立をおすすめします。

規模を拡大するまで様々な壁はありますが、これから独立する美容師さんは 美容業界でいう独立後発組にあたるので、そのメリットを最大限に活かして独立できれば ハイリスクハイリターンをいくらでもローリスクハイリターンにするができますからね💡

とはいえ1人美容室の開業がダメなわけでは当然ないので、どちらの独立の選択をするにしても
その独立パターンに合った独立ができるかどうかがその後の成功に影響します。

・1人美容室なのに駅近で広い物件を契約した為損益分岐が高すぎて利益が出ない…
・スタッフを雇用する独立をしたのに、求人がかからない立地で独立してしまった…などなど

このようにならない為に、皆さんの独立目的に紐づいた独立ができるようにお手伝いさせて頂きたく、美容師独立講習Class1を開催しております。

ご希望の方はぜひご連絡お待ちしております!

参加費に関しては

「期間限定202210/10まで」
美容師独立講習Class1
講習費¥3000→¥500となっております!

*2022年10/11以降は通常講習費¥3000とさせて頂きます*

という事で、今回はこの辺りで!

最後までお読みくださり、ありがとうございました😊

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